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東京V井上潮音、今季初フル出場も「また違う悔しさが出た」

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今季初のフル出場を飾った東京ヴェルディMF井上潮音

[4.3 J2第7節 東京V0-0水戸 味フィ西]

 味の素フィールド西が丘で行われた平日ナイトゲームは、スコアレスドローで終幕。3試合連続で先発出場した東京ヴェルディMF井上潮音は「やってても見る人も楽しくないし、ゴール前のシーンが少なかった。見ている人が楽しくない試合になってしまった」と振り返った。

 普段は味の素スタジアムを本拠地とする東京Vだが、平日ナイターのこの日は“聖地西が丘”でのリーグ戦開催。サッカー専用であるためピッチと客席が近く、公式入場者2,693人という数字以上の盛り上がりが見られた中、肝心の試合はゴールが生まれないままに終わった。

 水戸が攻撃陣を次々に投入した一方、東京Vは交代枠を一つ残したままタイムアップを迎えた。「点を取ることよりも失点しないというメッセージを感じた」。指揮官の采配をそう評した井上は「自分は点を取りたかった」と悔しそうに述べた。

 自身は今季、開幕節で味方選手の負傷によって出番を得たが、その後は3試合出番なし。第4節からポジションを掴むと、ようやく7試合目で初のフル出場を遂げた。「最後までピッチに立てたことで違う悔しさが出た。また違う悔しさを味わえて良かった」。この経験をバネにして、さらに存在感を高めていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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