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イニエスタ→古橋亨梧で鮮やか先制も空砲…「そこを決め切る力の差」

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先制点を決めた神戸FW古橋亨梧

[7.14 J1第19節 湘南3-1神戸 BMWス]

 鮮やかな先制点だったが、勝利には結びつかなかった。ヴィッセル神戸は前半20分、ワンチャンスを仕留めてFW古橋亨梧が先制ゴール。MFイニエスタのロングパス1本で背後に抜け出し、「いい形でパスがきた」と右足トラップでおさめると、カットインして左足に持ち替え、強烈ミドルを突き刺した。

 前半29分にも同じ形からビッグチャンスを迎えた。イニエスタのロングパスを呼び込んだ古橋は裏に抜け出すと、体勢を崩しつつも左足ダイレクトボレー。決定的な形だったが、これは惜しくも右ポストを叩いた。鋭いドリブルで切り裂くなどキレのあるプレーと運動量でチャンスを作ったが、追加点は奪えず、後半は流れを失った。

「前半は比較的いい形で持ち込めていたし、チャンスもあった。後半に関してもチャンスがなかったわけではないので、そこを決め切る力の差が自分たちになくて、相手にはあったのかなと思います」

 チームは4試合連続で複数失点。この日は同点ゴール献上から崩れ、9分間のうちに3失点で逆転負けを喫した。「悪い流れを断ち切る力をつけていかないと。どんな状況でも僕たちはボールを握って、相手の嫌なところを突いていかないといけない」と立て直しを誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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