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柏MFヒシャルジソン、初ゴールの裏に指揮官の示唆あり

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早い時間の先制点で柏は楽になった

[11.9 J2第40節 柏3-0鹿児島 三協F柏]

 今季、ブラジルのチームから完全移籍で柏レイソルへと加入したMFヒシャルジソンは、ボランチとしてはチーム最多の33試合に出場している。中盤で相手からボールを奪うことに長けていて、鹿児島ユナイテッドFC戦でもボールを奪取する活躍を見せていた。

 前半7分、ハイボールをFWオルンガが競ってこぼれたボールを、ヒシャルジソンは右サイドのFWクリスティアーノにスルーパス。クリスティアーノのクロスに対し、鹿児島DFのクリアが小さくなったところを、ゴール前に上がっていたヒシャルジソンがダイレクトでボレーシュートを突き刺した。28歳のMFにとって、柏移籍後初のゴールとなった。

「私の守備的な特徴をわかったうえで、前線での絡みを見据えて、今日の試合ではそういう役割を与えてくれた」。得点の裏には、ネルシーニョ監督からの指示があったことを明かす。

 さらに指揮官は、フランスW杯でファイナリストになった元ブラジル代表のボランチになぞらえたという。「セザール・サンパイオがネルシーニョ監督の元でプレーしていたときに、前線の飛び込みをアドバイスしたら、得点につながる、得点を挙げるということができるようになった」。かつて柏、横浜フリューゲルス、サンフレッチェ広島でプレーした名手のように、柏の背番号35は躍動した。

(取材・文 奥山典幸)

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