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嬉しいJ初ゴールは劇的決勝弾!! 群馬DF小島雅也「練習からあそこを狙うように言われていた」

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決勝点を奪ったザスパクサツ群馬DF小島雅也

[8.2 J2リーグ第9節 千葉1-2群馬 フクアリ]

 嬉しいJ初ゴールは値千金の決勝点となった。ザスパクサツ群馬DF小島雅也は「狙い通りだった」と振り返った。

 97年11月9日生まれの22歳は、ベガルタ仙台の下部組織から16年にトップチームに昇格。18年に町田、19年に金沢でプレーし、今季から群馬に加わった。開幕から7節まではベンチスタートとなったものの、前節栃木戦で初先発を飾ると、続く千葉戦でもスターティングメンバ―に名を連ねた。

 前半35分に千葉に先制を許す展開となりながらも、同アディショナルタイムにFW大前元紀の得点で追い付くと、後半アディショナルタイムに小島が大仕事をやってのける。

 大前が蹴り出した右CKがファーサイドまで流れてくると、そこに誰よりも早く反応したのが小島。滑り込みながら左足で合わせたシュートはネットを揺らす。嬉しいJ初ゴールは劇的な決勝ゴールとなった。

「練習からあそこを狙うように言われていた。中の選手が競ってくれて良いところに転がってきた」

 開幕から4連敗し、第5節で初白星を収めたものの、第6節からは3連敗。4試合ぶりの白星をもたらした男は「勝てていない試合が続いていたので勝ちたい気持ちがあった。こういう形で勝てて良かった」と喜びを表した。

(取材・文 折戸岳彦)
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