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華麗に崩した“ワンタッチ3連発”!! MF田中達也の3戦連続ゴールで大分が今季初3連勝

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MF田中達也

[9.20 J1第17節 大分1-0横浜FC 昭和電ド]

 J1リーグは20日、第17節を各地で行い、大分トリニータ横浜FCを1-0で破った。先制ゴールを決めたMF田中達也は3試合連続ゴール。昨季途中に加入した背番号11の活躍に牽引され、昇格2年目の大分が今季初の3連勝を達成した。

 ホームの大分は前節のFC東京戦(○3-2)から先発6人を変更。2試合連発中の田中の他、DF岩田智輝、DF三竿雄斗、MF町田也真人、FW三平和司、FW伊佐耕平が新たに入った。一方の横浜FCは前節の名古屋戦(○3-2)から3人を変更。GK六反勇治が4試合ぶりに復帰した他、DF伊野波雅彦とFW一美和成も入った。

 最初の決定機は大分。前半5分、MF松本怜のボール奪取から右サイドを攻め込み、マイナス方向のクロスに三平が反応し、相手をかわしながらシュートを放つ。これは六反の脇をすり抜けゴール方向に向かったが、MF瀬古樹がゴールライン際でギリギリ防いだ。大分は20分にも三竿の浮き球パスを伊佐が頭で落とし、三平のシュートは右ポスト。跳ね返りを拾った松本のシュートは枠を外れた。

 そのまま優勢を保った大分が素晴らしい連係から先制点を奪う。前半38分、町田の縦パスを三平が縦につなぐと、伊佐がトリッキーなワンタッチヒールで落とし、町田がダイレクトで左サイドにパス。これを受けた田中が右足ダイレクトで流し込み、3試合連続ゴールが貴重な先制点となった。さらに大分は41分、田中のシュートが瀬古の手に当たってPKを獲得。ところが田中のキックは六反にキャッチされ、1点リードでハーフタイムを迎えた。

 後半開始時には横浜FCが3枚替えを敢行。一美、DF田代真一、DF志知孝明に代えてDF小林友希、MF佐藤謙介、FW瀬沼優司を投入した。すると2分、MF松浦拓弥のクロスから瀬沼のヘディングシュートでさっそく決定機。しかし、これは右ポストに直撃し、ゴールには至らなかった。

 その後も優勢を保ったのは横浜FC。前線からのプレッシングで大分のビルドアップを寸断するシーンも増えてきた。ところが後半31分、瀬沼のヘディングシュートが惜しくも枠を外れると、40分にも左コーナーキックを起点とした攻撃から瀬沼が左足で狙うもGKムン・キョンゴンの正面。そのままリードを守り切った大分が1-0で勝利した。

 試合後、フラッシュインタビューに応じた田中は「PKを外したので追いつかれたらやばいと思ってプレーしていたが、無失点に抑えて勝ち切れて良かった」と苦笑い気味に応対。それでも3人連続でのワンタッチで繋いだゴールには「ここ最近、大分らしく得点を取れているので手応えがある」と自信を見せた。

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