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今日も仲間に感謝する…「学と目が合った」小林悠、5年連続2桁得点を達成

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5年連続2桁得点を達成した川崎フロンターレFW小林悠

[9.20 J1リーグ第17節 浦和0-3川崎F 埼玉]

 5年連続で2桁の大台に乗せた。川崎フロンターレFW小林悠は「僕一人で取れる点はほとんどない」と語り、チームメイトへの感謝を示した。

 1-0と1点をリードして迎えた後半5分だった。PA内左でボールを持ったFW齋藤学がゴール前を確認すると、ファーサイドにポジションを取っていた小林は「学と目が合った」と動き出しを開始。マークについていたDF槙野智章が手前の位置にいたことで、より外側に走り込んでマークを外すと、齋藤から送られたピンポイントクロスをヘディングで合わせてネットを揺らし、貴重な追加点を奪った。

「うまくマークを外せたと思う。学と目が合ったし、完璧なボールだった」

 前半には「2回くらい」、齋藤と合わない場面もあったという。「練習中から言っているし、試合前にも話していた」と動きの確認は常にしているが、合わない場面があったことで「ハーフタイムにも話し合った」。その結果、生まれたゴールだった。

 この得点で小林は5年連続2桁得点を達成。「僕一人で取れる点はほとんどない。チームメイトに僕の良さや動きを分かってもらえて点を取れているので、チームメイトに感謝したい」と自分一人の力だけでゴールを積み重ねられているわけではないと強調した。

 今日も仲間に感謝する――。ボールがネットを揺らしてゴールが決まったことを確認した小林が真っ先に指差したのは、アシストを記録した齋藤。力強いガッツポーズを繰り返して走り寄ると、熱い抱擁をかわして喜びを分かち合った。

(取材・文 折戸岳彦)
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