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大分、MF田中達也の決勝弾で2連勝…清水は今季3度目の3連敗

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大分トリニータが2連勝を飾った

[10.3 J1リーグ第20節 大分 2-1 清水 昭和電ド]

 J1リーグは3日、第20節を開催し、昭和電工ドーム大分では大分トリニータ清水エスパルスが対戦。前半16分にFW高澤優也}の得点で大分が先制するも、同26分にFWジュニオール・ドゥトラが決めて清水が追い付く。しかし、後半31分にMF田中達也が決勝点を叩き込み、大分が2-1の勝利を収めて2連勝を飾った。

 ホームの大分は9月27日の前節・鹿島戦(○2-0)から先発1人を入れ替え、高澤らを先発起用。一方、アウェーの清水は前節・名古屋戦(●1-3)から先発2人を入れ替え、J・ドゥトラ、DFヴァウドらがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 前半16分に試合を動かしたのはホームの大分だった。最終ラインのDF岩田智輝のロングパス1本で右サイドを抜け出したDF小出悠太がグラウンダーのクロスを送ると、逆サイドから走り込んでいた高澤が滑り込みながら押し込み、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った清水だったが、前半26分に同点に追い付く。MFエウシーニョが打ち込んだ縦パスに反応したFWカルリーニョス・ジュニオが、ダイレクトで浮き球のパスを最終ライン裏に落とすと、J・ドゥトラが飛び出したGKムン・キョンゴンよりも先に触れてゴールを陥れ、試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、同23分に大分に決定機が訪れる。しかし、高い位置でボール奪取を成功させた小出のラストパスにフリーで走り込んだ高澤の左足シュートはクロスバーを叩いてしまう。さらに同24分には右サイドから田中が送ったクロスをファーサイドのDF星雄次がヘディングで狙うが、シュートは横っ飛びしたGK大久保択生に弾き出されてしまった。

 好機を逃した大分だったが、後半31分に勝ち越しに成功。後方から送られたパスで右サイドを駆け上がった田中のクロスに走り込んだMF野村直輝のヘディングシュートはクロスバーに阻まれたが、こぼれ球を田中が左足で豪快に蹴り込んでスコアを2-1とした。

 1点のビハインドを背負った清水は後半32分にFW金子翔太、同40分にFW中村慶太とDF奥井諒をピッチに送り込み、反撃に出ようとする。しかし、同点ゴールを許さずに逃げ切った大分が2-1の勝利を収めた。敗れた清水は今季3度目の3連敗を喫することになった。

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