beacon

柏FWオルンガの今季25ゴール目が決勝点!! 鹿島は今季初4失点で天皇杯遠のく敗戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

柏レイソルFWオルンガ

[11.25 J1第29節 鹿島1-4柏 カシマ]

 J1リーグは25日、第29節を各地で行い、柏レイソル鹿島アントラーズを4-1で破った。得点ランキング首位を独走するFWオルンガの2試合連発となる今季25ゴール目が決勝点。鹿島は4試合ぶりの敗戦で、天皇杯出場圏内に向けて苦しい結果となった。

 先にスコアを動かしたのはアウェーの柏だった。前半27分、左からのコーナーキックをFWクリスティアーノがマイナス方向に蹴り出すと、トリックプレー気味に反応したDF北爪健吾が強烈なボレーシュート。これは大きく左に外れる軌道だったが、MFレオ・シルバの腕に当たったボールがゴールマウスに吸い込まれ、記録は北爪のゴールとなった。

 さらに勢いに乗る柏は前半33分、オルンガが巧みなポストワークから相手最終ラインの背後にパスを出し、クリスティアーノのシュートでGK沖悠哉を強襲。35分にもオルンガを起点とした攻撃からMF江坂任がドリブルで攻め上がり、MF瀬川祐輔の惜しいシュートにつなげた。

 それでも後半12分、鹿島が同点ゴールを奪った。左サイドに開いたレオ・シルバのクロスにFWエヴェラウドがダイレクトで合わせ、GKキム・スンギュを強襲すると、こぼれ球を拾ったMFファン・アラーノが右サイドの角度がないところから鋭い折り返しのボールを配球。軌道を読んだキム・スンギュはキャッチを試みたが、ファンブルしたボールがゴール方向にこぼれ、ゴールラインを超えた。

 それでも柏は後半30分、キム・スンギュのフィードを江坂が頭でそらすと、このボールを足元で収めたオルンガがDF犬飼智也をかわして左足で勝ち越しゴール。さらに37分、オルンガの落としを江坂がつなぎ、右サイドを突破したクリスティアーノが強烈な右足シュートを突き刺し、2点を勝ち越した。

 柏はさらに後半アディショナルタイム1分、カウンターから途中出場MF神谷優太も決めて4点目。そのままタイムアップを迎え、柏は新型コロナウイルスによる中断明け初勝利となった。一方、鹿島は今季初の4失点。この日は勝ち点6差で追うG大阪が敗れたため、天皇杯出場に向けて前進する絶好のチャンスだったが、痛い黒星となった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP