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FW長沢が号泣「本当にすみません」仙台は今季ホーム未勝利で17位…最下位転落となった湘南の浮嶋監督は「今季を糧に次に進んでほしい」

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今季ホーム未勝利に終わった仙台

[12.19 J1第34節 仙台0-0湘南 ユアスタ]

 J1第34節が19日に各地で一斉開催された。ユアテックスタジアム仙台では16位ベガルタ仙台と17位湘南ベルマーレが対戦し、0-0の引き分け。他会場の結果により、仙台は今季ホーム未勝利で17位、湘南は最下位となる18位でシーズンを終えた。

 前半は湘南がアグレッシブな試合運びでゴールに迫る展開となるが、0-0のままハーフタイムへ。左サイドからの仕掛けが光っていたMF畑大雅は後半も積極的なプレーを見せると、後半23分にドリブル突破からPA内左に進入し、中央へ折り返す。ニアのFW石原直樹に合えば決定機という場面だったが、戻ったMF椎橋慧也に阻まれた。

 後半アディショナルタイムには両チームともビッグチャンスを迎えたものの、決め切れずにタイムアップ。スコアレスドローに終わり、仙台は17位、湘南は18位に後退となった。

 仙台は最終節を飾れず、今季J1唯一のホーム未勝利。試合後のフラッシュインタビューでFW長沢駿は「点を取ってサポーターの皆さんに喜んでほしかった」と号泣しながら声を絞り出し、「最後の最後に申し訳ない試合をしてしまって、本当にすみませんという気持ちでいっぱいです」と謝罪した。

 また、今季限りで退任する仙台の木山隆之監督は、新型コロナウイルスの影響や選手の不祥事、クラブの財政問題などに見舞われた激動のシーズンを「本当に、こんなにいろんなことがあるのかというくらい次から次へいろいろなことがあった」と振り返り、その中でも最後まで戦い抜いた選手たちに「感謝したい」と言及。そしてサポーターに対しても「なかなか勝てない時期でも後押ししてくれたので感謝したい」と思いを伝えた。

 一方、最下位でシーズンを終えた湘南の浮嶋敏監督は「湘南らしく自分たちのスタイルをしっかり出しながらやってきた1年ですけども、結果でいうと本当に残念な結果なので、そこは重く受け止めながらも、自分たちが今季やってきたことをしっかり糧にしてまた次に進んでいってほしいなと思います」とコメント。最後にサポーターに向けて「コロナの中で移動して応援に駆けつけてもらって、われわれは幸せだと思いますし、本当に1年間ありがとうございました」と感謝を述べた。

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