beacon

「左を警戒される中で…」トップ昇格の「大宮のメッシ」18歳柴山昌也が“右足”でプロ初ゴール

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.28 J2第1節 水戸1-2大宮 Ksスタ]

 大宮アルディージャの新星が開幕戦から結果を残した。今季、大宮アルディージャU18からトップ昇格したルーキーMF柴山昌也がプロ初ゴールを挙げ、逆転開幕白星に大きく貢献した。

 大宮U15、U18とアカデミーで育った柴山は昨年12月2日、2種登録選手としてJ2第38節愛媛戦に途中出場し、Jデビューを飾っていた。161cmの小兵ながら、FWリオネル・メッシのような鋭いドリブルと巧みなパスセンスで決定機を演出するレフティーはU-18日本代表候補にも選出される逸材。

 後半開始からの出場となったが、「しっかり準備はしてました」。左サイドハーフに入って攻撃を組み立てると、0-1で迎えた後半25分だった。PA左手前でFW中野誠也からパスを受けた柴山は鋭いカットインで対峙した相手を外し、利き足ではない右足シュートでネットを揺らした。

「自分の持ち味はドリブルなので、相手が嫌がるドリブルを常に心掛けていた。左利きで左を警戒されている中で、左で見せて中に入って右足という形はずっと練習していた形だった。うまく決まってとても嬉しかった」。18歳7か月26日での初得点はクラブ史上最年少記録。開幕戦からしっかり結果を残したレフティーは「さらに良い選手になって、チームに欠かせない存在になりたい」と野心を燃やした。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●2021年Jリーグ移籍情報
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP