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昇格組の相模原、“初得点”に藤本V弾で待望のJ2初勝利!! 先発10人変更の大宮を土壇場逆転

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41歳MF稲本潤一が今季初先発の相模原が記念すべきJ2初勝利

[3.21 J2第4節 相模原2-1大宮 ギオンス]

 昇格組のSC相模原大宮アルディージャに2-1で勝利し、J2初勝利を飾った。途中出場のMF藤本淳吾が同点弾を演出し、劇的な決勝ゴールを挙げた。

 相模原は前節の岡山戦から5人を入れ替え、41歳MF稲本潤一が今季初先発初出場。対する大宮は10人変更のターンオーバーを敢行し、生え抜きの18歳ルーキーFW大澤朋也が初先発でプロデビュー。早稲田在学中のDF鈴木俊也もJデビューを飾り、平均年齢24.36歳のフレッシュなメンバーがスタメンに名を連ねた。

 雨風が強まる悪天候の中で大宮が均衡を破った。右サイドからDF翁長聖がロングボールを入れると、風の影響か相手が処理をミス。こぼれ球に反応したFW矢島輝一が冷静に右足シュートを流し込み、先生に成功。今季、FC東京から加入した矢島は移籍後初ゴールとなった。

 大宮の1点リードで試合は推移したが、昇格組の相模原が終了間際に粘りを見せた。まずは後半43分、藤本が右CKを蹴り込むと、相手MFが触ってコースが変わったボールが左ポストを叩いたが、こぼれ球に反応したMF平松宗が押し込み、劇的な同点ゴール。開幕から無得点が続いた相模原は待望のJ2初ゴールを奪った。

 さらにドラマが待っていた。その5分後の後半アディショナルタイム3分、右サイドからのロングスローでFWユーリがポストプレー。ボールを受けた藤本がドリブルで仕掛けてPA内に侵入すると、相手DFを抜いて角度のない位置から左足シュート。これが左ポストに当たってネットを揺らし、逆転に成功。土壇場で試合をひっくり返した相模原が待望のJ2初勝利を飾った。

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