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松本GKのSNS投稿が波紋…栃木関係者に及ぶ誹謗中傷を両クラブが警告、松本GKも謝罪

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 23日にカンセキスタジアム栃木で行われた栃木SC対松本山雅FCで起きた事象が波紋を広げている。両クラブは25日に公式サイトでクラブや選手、監督ならびに家族や関係者に対して誹謗中傷が及んでいると警告している。

 同試合はDF柳育崇の2ゴールなどで栃木が3-0で勝利。しかし、両クラブも認めるように、「両クラブ共に反スポーツ的な行為やラフプレーが多い試合」だった。

 さらに松本のGK村山智彦が試合後に自身のインスタグラム(@tomohiko_murayama)に投稿した内容が議論を呼んだ。村山は前半途中にあったプレーを取り上げ、「選手生命に関わる事」があったことを問題視。MF山本廉と交錯した場面だが、「あの場面あんなに足を振る必要があったのか」と疑問を投げた。

 そして「頭蹴った選手に聞いたら、監督から言われてると。あーゆー場面では足を振ると」と指摘。山本からは謝罪があったと明かしたが、「下手したら死にます」と再度警告。そのうえで、ゲームが荒れてしまったことを反省した。

 ただこの投稿は誤解を生んだ。“監督の指示だった”とも取れる村山の発言もあり、栃木の選手や家族・関係者に誹謗中傷が及んでいるという。そこで栃木と松本は公式サイトで同様のリリースを更新。「弊クラブ監督が指示したという事実は一切なく、選手のプレーも意図的なものではございません」と念を押し、「このような誹謗中傷に対しましては、法的措置も辞さない体制で臨んでいきます」と注意喚起を行った。

 また村山もインスタグラムに新たな投稿を行い、「監督から言われているという部分で僕自身の説明不足、言葉足らずな表現がありご迷惑をおかけしてしまいました」と謝罪。「体を張れ!ということを伝えたかったのですが伝わらずにすみません。頭を蹴れ!とか相手を怪我させろ!という意味合いは全くありません」と訂正するとともに、事態の沈静化を願った。
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