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J1再開! 札幌は深井の節目弾&ルーキー小柏弾で逃げ切り、浦和は明本得点も追いつけず今季初連敗

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MF深井一希はJ1通算100試合目で節目のゴール

[8.9 J1第23節 札幌2-1浦和 札幌ド]

 J1リーグは9日に第23節を行った。北海道コンサドーレ札幌浦和レッズの対戦は、札幌が2-1で勝利。中断期間明けの一戦を制し、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。

 札幌は3-4-2-1の布陣。守備陣はGK菅野孝憲、3バックはDF田中駿汰、DF宮澤裕樹、DF福森晃斗を起用する。ボランチ2枚はMF駒井善成とMF深井一希。右WBはMFルーカス・フェルナンデス、左WBはMF菅大輝が入り、2シャドーはMF金子拓郎とMFチャナティップが配置される1トップはFW小柏剛が起用された。

 浦和は4-2-3-1の布陣。GK西川周作に、4バックはDF西大伍、DF岩波拓也、DF槙野智章、DF宇賀神友弥が並ぶ。ボランチ2枚はMF柴戸海とMF伊藤敦樹。2列目は右がMF関根貴大、左がMF明本考浩、そしてトップ下は新加入のFW江坂任が入る。1トップはFW興梠慎三が起用された。

 試合は序盤で動く。前半8分、福森が右CKを得意の左足キックで蹴り上げると、ファーサイドから深井が高く飛び、ヘディングシュートを叩き込んだ。深井は今節がJ1出場100試合目。節目の試合で大きな仕事をやってのけた。

 その後も札幌が攻勢を強める。小柏が敵陣のPA内で右足シュートを放つも、ゴール左ポストを直撃。一方、浦和も江坂が持ち前の攻撃力を発揮するが、大きなチャンスにはつながらなかった。

 札幌が1-0のリードのまま前半を折り返す。浦和は後半に入ってもフィニッシュまで持っていくことができない。逆に、札幌は後半13分、自陣内でボールを奪い、チャナティップが最前線にロングボールを飛ばす。小柏は槙野を体で抑えつけながら一気に加速。PA左に入り、左足シュートを放つと、GK西川に当たりつつ、ボールはゴール右隅に入り込んだ。大卒ルーキーの小柏は今季3ゴール目となった。

 0-2となった浦和は後半17分に興梠を下げ、リーグ戦10試合7得点のFWキャスパー・ユンカーが入る。すると、流れが変わる。後半21分、関根が中盤からPA内にロングボールを放つと、PA内の岩波が頭で落とす。PA手前の明本が左足ボレーで合わせ、ボールに完璧にミートはしなかったが、ゴール左隅に突き刺さった。

 札幌は後半27分に2枚替え。L・フェルナンデスと深井を下げ、MF高嶺朋樹とMF荒野拓馬を入れ、攻守のバランスを整える。浦和も同31分に2枚替え。宇賀神と江坂に代えて、MF大久保智明とMF汰木康也が入った。さらに、札幌は37分、疲労が見えた宮澤とチャナティップが途中交代。DF柳貴博とDF岡村大八で逃げ切りを図る。札幌は終盤に菅に代わり、MF青木亮太が出場。浦和も西を下げ、MF阿部勇樹が入っている。

 札幌がそのまま逃げ切り、2-1で試合終了。リーグ戦3試合ぶりの白星を手にした。一方、浦和は中断期間明けとなる約1か月ぶりの試合で敗れ、今季初の連敗を喫した。

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