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「残念で悔しい気持ちが強く残っている」琉球、樋口監督の解任を発表…後任は喜名ヘッドコーチ

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解任となったFC琉球樋口靖洋監督

 FC琉球は20日、18日付けで樋口靖洋監督との契約を解除し、後任として喜名哲裕ヘッドコーチが監督に就任することを発表した。

 19年に琉球監督に就任した樋口氏は、初年度を13勝10分19敗の14位、2年目の昨季を14勝8分20敗の16位で終えていた。就任3年目となった今季、開幕5連勝と好スタート。第8節まで7勝1分の無敗、その後も着実に勝ち点を積み重ねて上位に位置していたが、第28節からは4連敗を含む7戦未勝利(1分6敗)となり、順位は8位となっていた。

 樋口監督はクラブを通じて、以下のようにコメント。

「残り8試合を残してチームを離れる事になり、チーム関係者、選手・スタッフは勿論、これまで応援して頂いたファン・サホーターの皆様に大変申し訳なく思います。

 最後までやり切れなかった事は、本当に残念であり悔しい気持ちが強く残っていますが、J1昇格の可能性がほぼ無くなった事と、直近の戦績の結果責任は監督にあり、このクラブの判断は受け入れなければいけないものだと思っています。

 FC琉球では3シーズンに渡り指揮を執らせて頂きました。

 ホップ・ステップ・ジャンプとチーム力を上げ、3年後にはJ1にチャレンジするという目標をクラブと共有し、チーム作りを行ってきました今シーズン、9月以降難しい試合が続き失速してしまいましたが、シーズンの2/3を昇格の可能性を持って戦うことが出来ました。これは選手の成長と頑張り以外の何ものでもありません。

 共に戦った選手・スタッフを誇りに思います。

 昇格という目標は叶いませんでしたが、「沖縄の青い空と海に似合う攻撃的なサッカー」を貫き、そのスタイルを積み上げ、クラブの礎となるものは築けたのではないかと思います。

 コロナ過の難しい状況にも関わらず、練習グラウンドを御提供頂いた自治体の皆様、いつも素晴らしいグラウンドを用意して頂いた、芝生管理の皆様、経済状況の厳しい中でもご支援を頂いたスポンサーの皆様、そしてスタジアムに足が運べない中でも応援を続けて頂いたファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。

 今後のクラブの発展とFC琉球に関わる全ての皆様のご健勝を心からお祈り申し上げます。

 これからは、FC琉球のファンとして大好きな沖縄を訪れたいと思います」

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