beacon

首位・磐田は2戦連続ドロー…愛媛は川村&大学生MF小原の2発で勝ち点1奪取、暫定で降格圏脱出

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.23 J2第35節 磐田2-2愛媛 エコパ]

 J2リーグは23日に第35節を行った。ジュビロ磐田愛媛FCの対戦は、2-2でドロー。勝ち点1を獲得した愛媛は、暫定で降格圏を抜け出し、18位に浮上した。

 磐田は11試合無敗を継続。3連勝は前節のドローで止まったものの、勝ち点2差の京都も引き分けたため、首位をキープした。一方、愛媛は前節にMF山瀬功治の決勝点で勝利を収め、最下位を脱出。降格圏を抜け出すために連勝を狙う。

 拮抗状態が続く中、磐田が前半37分にゴールを挙げる。右サイドからMF鈴木雄斗がカットインをして、左足シュート。相手選手に当たり、軌道が変わると、ボールはそのままゴールマウスに吸い込まれた。

 前半を1-0で折り返した磐田は、ハーフタイムにFW大津祐樹を下げ、MF大森晃太郎が入る。愛媛もMF田中裕人に代えて山瀬が投入された。さらに愛媛は後半17分にMF内田健太が下がり、MF忽那喬司が出場する。

 後半24分に再び試合が動く。愛媛は左サイドから攻撃を構築。DF茂木力也がPA手前にパスを出し、FW近藤貴司がヒールパスでPA左にボールを通す。MF川村拓夢がPA左から左足を振り抜き、ニアサイドに同点ゴールを突き刺した。

 さらに愛媛は攻勢を強める。中盤で近藤が体を張り、ボールを奪取。川村が左サイドに大きくパスを展開させると、来季加入内定の特別指定選手が躍動する。東海学園大MF小原基樹がドリブルを仕掛け、そのままPA左に進入。左足シュートをファーサイドに決め、J初ゴールで2-1と逆転に成功した。

 だが、首位の磐田は粘りを見せる。後半29分、MF松本昌也が大森とのワンツーから左サイドを抜け出す。山なりのクロスをファーサイドに上げると、鈴木がヘディングシュート。ゴール左隅を狙ったボールは緩やかにゴールラインを割り、2-2と再び試合を振り出しに戻した。

 両者ともに10本以上のシュートを放つ攻防も、試合はそのまま2-2で終了。磐田は12試合連続無敗も2試合連続ドローになる。19位・愛媛は勝ち点1を積み、暫定18位に浮上。前々節は最下位にいたが、現時点で降格圏内を脱出した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP