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終盤4分間で4ゴールが生まれる壮絶な戦い…甲府が昇格に望みつなぐ2連勝! 最下位松本は8戦勝ちなし

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甲府が松本に3-2で勝利

[11.14 J2第39節 甲府3-2松本 JITス]

 ヴァンフォーレ甲府がJ1昇格に望みをつないだ。J2第39節が14日に各地で開催され、4位甲府はホームで22位松本山雅FCと対戦。終盤の約4分間で4ゴールが生まれる壮絶な打ち合いを制し、3-2で勝利を収めた。前節終了時点で2位京都サンガF.C.とは勝ち点8差。残り3試合で昇格の可能性をわずかに残した。

 逆転昇格に向けて勝ち続けるしかない甲府は、チャンスをつくりながらもGK圍謙太朗の好セーブに阻まれるシーンが続いたが、前半19分にスコアを動かす。

 左CKからキッカーのFW長谷川元希が右足でインスイングのクロスを供給。ニアのFWウィリアン・リラがパンチングを試みるGK圍に競り勝ち、ヘディングで押し込んだ。

 ウィリアン・リラの今季8得点目で先制した甲府は1-0で前半を折り返し、後半も主導権を握る。だが、追加点を奪えずにいると、後半35分に松本の左CKの混戦からFW伊藤翔に同点ゴールを許してしまう。

 直後の後半36分にはPA内左でボールを残したFW宮崎純真が折り返し、大外のDF関口正大が右足で豪快にネットを揺らす。これで2-1としたが、同38分に松本の途中出場FW阪野豊史にヘディングを決められ、再びゲームを振り出しに戻された。

 それでも後半39分、左サイドのDF荒木翔からのクロスが相手に当たってゴール前に飛ぶと、反応したのはDF浦上仁騎。体を張って押し込み、3度目のリードを奪った。

 そのまま甲府が3-2で逃げ切り、2連勝を達成。最下位の松本は2試合ぶりの黒星で8戦未勝利(2分6敗)となり、残留へ厳しい状況に追い込まれた。

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