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水戸、大分、山形でもプレー…金沢DF作田裕次が今季限りで現役引退「最高に充実したサッカー人生でした」

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金沢DF作田裕次が現役引退へ

 ツエーゲン金沢は26日、DF作田裕次(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。なお、現役引退セレモニーは28日のJ2第41節・山形戦終了後に行われる。

 石川県出身の同選手は、星稜高、筑波大を経て2010年に水戸でプロ生活をスタート。その後、大分、山形と移籍し、 14年から地元・石川の金沢でプレーしていた。在籍8年目の今季はここまでリーグ戦2試合に出場。通算出場記録はJ2リーグ249試合12得点、J3リーグ33試合2得点、天皇杯11試合2得点となっている。

 作田はクラブ公式サイトを通じて、以下のコメントを発表した。

「2021シーズン限りで現役を引退する事を決めました。水戸ホーリーホックから始まり、大分トリニータ、モンテディオ山形、ツエーゲン金沢に在籍させていただきました。お世話になったクラブ関係者の皆様、パートナー企業の皆様、ファンサポーターの皆様、練習や試合後に話しかけてくれた皆様、沢山の人の支えがあったからここまで頑張る事ができました。

 勝った時も負けた時も、『また応援にいくよ!』『次も期待してる!』という声にどれだけ背中を押されたかわかりません。プロサッカー選手として、応援してくれる人の夢や想いを背負ってプレーするのは最高に価値があり本当に幸せな時間でした。これは私の一生の財産であり誇りです。本当にありがとうございました!

 また私の地元クラブであるツエーゲン金沢では在籍8年でJ3優勝、J2昇格、クラブハウス完成、練習場の整備、残留争いなどクラブの様々な変化がありました。ここ数年は出場機会が減りなかなかチームの力になれませんでした。ですがスタジアムには必ずと言っていい程、後援会の方々やお世話になった方、友人が駆けつけてくれて、よく行く銭湯でも店員さんや常連さん、全く知らない人にまで『よかったね!』『残念だったね』と沢山話しかけてもらえて、本当に嬉しかったし日々の活力になってました。感謝しかないです。ありがとうございました!

 最後になりますが、サッカー選手になるまでに育てていただいた松南SSS、松任中学校、星稜高校、筑波大学の関係者の皆様、プロアマそれぞれのチームで切磋琢磨した先輩方や同期の仲間達、後輩達、私に関わる全ての人が私をここまで成長させてくれました。正直こんなにも長くプレーできるとは思ってなかったです。最高に充実したサッカー人生でした。本当にありがとうございました」

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