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J1参入プレーオフの延長&PK戦導入で大混乱…来年1月理事会で再決定へ

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 Jリーグは23日、2022年から3年ぶりに復活することが決まっているJ1参入プレーオフについて、試合方式と勝敗の決定は2022年1月度の理事会後にあらためて発表するという方針を示した。新たに導入するとしていた延長戦とPK戦に関する議論があらためて行われる見込みだ。

 Jリーグは今月21日に開いた理事会で、2022年の大会方式を決定。J1リーグ16位チームとJ2リーグ3〜6位のチームで行われるJ1参入プレーオフの開催も盛り込んでいた。発表された開催概要では、J1チームとJ2チームが戦う決定戦で、引き分けの場合に延長戦とPK戦で勝敗を決定するとしていた。

 Jリーグはコロナ禍前の2019年までJ1参入プレーオフの制度を導入していたが、決定戦で引き分けの場合はJ1クラブが勝利するという規定だった。同年の決定戦では実際、湘南ベルマーレと徳島ヴォルティスが引き分け、J1リーグ16位だった湘南がJ1残留を果たしていた。

 ところが21日の理事会後のオンライン記者会見で、報道陣から延長戦とPK戦の導入に関する質問が向けられると、Jリーグ担当者は「以前と変わっていないと思う」と事実と異なる回答。その後、「改めて確認が必要な事項がございました。すでに情報発信いただいた皆様には大変ご迷惑をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます」とした上で「内容の確認がとれ次第、改めてプレスリリースにてお知らせいたします」と伝えていた。

 そして2日が経った23日、Jリーグは「再確認が必要な事項がございましたため、改めてお知らせする旨をご案内しておりました『2022J1参入プレーオフの試合方式および勝敗の決定』につきまして、決定内容は2022年1月度の理事会後にお伝えする予定です」というプレスリリースを発信。再議論を行う方針を示した。

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