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柏ネルシーニョ監督、ちばぎんカップ制して「良い一歩を踏み出せた」

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サポーターと喜びを分かち合う柏レイソルの選手たち

[2.11 ちばぎんカップ 千葉 0-1 柏 フクアリ]

 後半途中からテンポが落ちたのは想定内だったという。柏レイソルを率いるネルシーニョ監督は、ちばぎんカップを1-0で制した試合後、「良い一歩を踏み出せたと思う」と答えた。

 前半に放ったシュートはわずかに1本。しかし、その1本を得点へと結び付けた。前半10分、MF椎橋慧也の縦パスを受けたFW細谷真大がスルーパスを供給すると、最終ライン裏に抜け出したFWドウグラスが左足のシュートでネットを揺らして先制に成功した。

 その後は連動した守備で千葉の選手に自由を与えずにリードしたまま試合を進める。しかし、「キャンプ中に予定していたトレーニングマッチが、相手チームに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことできなくなった」こともあり、「今日のゲームが今季初めて90分を通しての実戦」に。そのため、「フィジカルの部分は懸念材料としてあった。後半15分くらいから選手個々のフィジカルが落ち、少しテンポが落ちた」とトーンダウンしてしまった。

 しかし、千葉の反撃を粘り強い対応ではね返し続けて逃げ切りに成功。1-0の完封勝利を収めた。「技術的、戦術的、フィットネスの部分も含めて改善しないといけない部分はある」と反省点を挙げつつ、「今季公式戦1試合目としては良い出来だった。来週から始まるシーズンに向けて良い一歩を踏み出せたと思う」と振り返った。

(取材・文 折戸岳彦)
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