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鹿島が所属選手の「侮辱的と解釈されかねない発言」認める…“差別的言動”は否定

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 鹿島アントラーズは5日、J1第6節の清水エスパルス戦で所属選手の発言が問題視されたのを受けて、両クラブ間で事実確認のための調査を行ったと発表した。

 鹿島は公式サイトを通じて「両クラブの選手ならびにチームスタッフへのヒアリングの結果、弊クラブ所属選手から清水所属の外国籍選手に対して侮辱的と解釈されかねない発言があった一方、一部報道を受けてインターネット上で推測されていたような差別的な言動はなかったことが確認されました」と選手名は明らかにせず調査内容を報告。「この事実を受けて、弊クラブでは当該選手に厳重注意を行い、自身の言動に責任を持つことの重要性を改めて伝えました」と対応を明かした。

 また清水戦後には清水の選手から、鹿島のクラブスタッフから当該選手の発言を容認するコメントがあったという指摘が行われ、その模様が一部報道で伝えられていた。この件について鹿島は「解釈の齟齬から生じたものであり、当該発言を容認するものではなかったと確認されております」と釈明している。

 鹿島は「クラブでは、相手への敬意を欠いた行為が再発しないよう、所属選手らへの指導を徹底し、試合における事案については、今後も対戦クラブを含めた関係各所と連携しながら適切に対応していきます」と説明した。

 一方の清水も同日、公式サイトでリリースを発表。「鹿島の選手による侮辱的と取られかねない発言があったことが確認されました」とした上で「試合後、両クラブの選手ならびにチーム関係者への事実確認を行い、いかなる侮辱的な発言も容認しないことを両クラブで確認しました。今後も相手へのリスペクトとフェアプレー精神を大切にしていく姿勢を共有しております」と伝えている。

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