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永田拓也が現役引退…浦和ユース黄金世代は浦和、草津、横浜FC、東京V、北九州でプレー

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DF永田拓也

 ギラヴァンツ北九州は13日、DF永田拓也(32)が現役引退をすることを発表した。

 埼玉県出身の永田は、浦和レッズの育成組織出身。原口元気らとともに浦和ユースの“黄金世代”と言われていた。2009年にトップ昇格。ザスパ草津への期限付き移籍を経て、14年からは横浜FCに完全移籍をした。19年から2シーズンを東京ヴェルディでプレーすると、21年から北九州に加入していた。

 J1リーグでは3試合、J2リーグは233試合11得点、J3リーグは23試合2得点を記録。リーグカップは3試合、天皇杯は12試合に出場した。

 北九州の公式サイトを通じ、引退の報告をしている。

「この度、現役を引退する事を決断しましたのでご報告させて頂きます」

「初めに、ボールの蹴り方もままならない10歳の少年の私にサッカーの楽しさを教えて頂いた三室サッカースポーツ少年団に関わる皆様。中学、高校そしてプロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせて頂いた浦和レッドダイヤモンズ、ザスパクサツ群馬、横浜FC、東京ヴェルディ、ギラヴァンツ北九州のスポンサー企業の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます」

「その先々で出会う事ができた監督、コーチ、トレーナー、ドクター、マネージャー、フロントスタッフ、人としてサッカー選手としても未熟な私を可愛がってくださり時には叱って頂いた人生の先輩方、苦楽を共にしたチームメイト、代理人、そしてどんな状況でも前向きに応援して頂いたファン・サポーターの皆さん、私と関わってくださった全ての方々との出会いが一番の財産であり、サッカー選手として歩んできた証です」

「正直、高校を卒業しプロとして14年間もプレーできるとは思ってもいませんでした。14年間を振り返ると上手くいっている時期よりも辛い時期の事が鮮明に思い出せます」

「今自分に何が必要か考え、どのような行動をとればいいのか、もがき続けた時間が今思うと最も充実し、成長させてくれる大切な時間だったからです。その様な辛い時期も、離れた街で別々の道を歩み活躍する浦和レッズユース同期の皆が誇りであり折れそうな心を何度も奮い立たせてくれました」

「大した実績も経験もない私ですが、『やり切った。』と言えるプロサッカー生活でした」

「大きな怪我もなく丈夫に育ててくれた両親、応援してくれた姉、兄、友人たち、心底明るい2人の息子と最大の理解者の妻が側にいてくれたからこそ、ここまで現役生活を続けられることができました。ありがとう」

「どの様な形になるか分かりませんが、また皆さんとどこかで会える事を楽しみにしております。サッカー選手としての永田拓也ではなくなりますが、今後とも永田拓也を応援して頂けると幸いです。本当にありがとうございました」

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