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鳥取の豊島幸一GKコーチが契約解除…練習中の「暴言・暴力」が発覚

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 ガイナーレ鳥取は7日、豊島幸一GKコーチがトレーニング中に暴言・暴力行為を行っていたとして、双方合意の上で契約解除とすることを決定したと発表した。

 発表によると2月20日、クラブ強化部宛てに「不適切な指導が行われている」と情報提供があったのをきっかけに調査を開始。その結果、同17日のトレーニング内で豊島GKコーチによる不適切な指導があったのではないかと推測された。その後、顧問弁護士も含めた強化部内での協議を経て、同コーチに事実確認を行った結果、「暴言・暴行」が事実と認定。またその事案以外にも過去に不適切な言動があったことが認められた。同コーチも事実を認めているという。

 鳥取はクラブ公式サイトを通じて塚野真樹代表取締役の声明を発表。「本件のようなスポーツ指導者によるパワーハラスメント行為は絶対にあってはならない事です。チームに関わるすべての人が心理的に安全な状態でチーム活動が実施できる環境を整備すべく、再発防止を徹底して参ります」と伝えている。

 また鳥取は再発防止策として「選手・スタッフに対しチーム状況の把握を目的としたアンケートの実施」「トップチームにおける組織サーベイの導入」「心理的安全性の確保を目的とした選手及びチームスタッフと強化育成部長との定期的な面談の実施」の3点を挙げている。

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