Jリーグは13日、「2023明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」の5月度の受賞選手を発表。J1はFW大迫勇也(神戸)、J2はFW森海渡(徳島)、J3はFW福田翔生(YS横浜)となった。

　大迫は5月にリーグ戦5ゴールを決めるなど首位に位置する原動力となった。選出理由には得点における活躍に言及されており、「大迫選手にボールが入った際には、味方選手がターゲットマンとしての大迫選手を信じて飛び出す動きにつながっており、首位神戸の原動力になっている」といった理由が挙げられていた。

　大迫はJリーグを通じて「今回の受賞はチームの選手、監督をはじめとするスタッフみんなのおかげだと思っています。ここまでチームとして結果は出てますが、満足せずシーズンの終わりまで努力を続け、成長していけるように頑張ります」と喜びを伝えている。

　J2では森が初受賞。5月に6ゴールの大活躍を見せた。「クロスからのゴールやミドルシュートなど引き出しも多くフォワードらしいフォワード。柿谷曜一朗選手との関係性も非常に良い」といった理由が伝えられている。森は「6月は重要な試合が続きます。目の前の試合のことだけを考えて全力で戦います。サポーターの皆さんも勝利を目指して一緒に戦ってください」と活躍を誓った。

　J3でも福田が初受賞となった。5月で3ゴールの活躍を見せており、今回の選考には影響していないが、6月にはハットトリックを含む4ゴールを決めている。選出された理由には「動きが明らかに周りと違う。キャラクターもよく人気が出そうな選手」などが伝えられた。福田は「めちゃくちゃ嬉しいです。これまで地獄を見るような苦しい思いをして、死ぬほど努力をしてきました。チームメイト、スタッフ、サポーターの皆さんのおかげでもあるので感謝しかないです。もっともっと頑張ります」と喜びを語っている。

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