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「試合を見れなくしてしまい、本当に申し訳ありません」J2トップスコアラーの藤枝FWがSNSで謝罪

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藤枝FWがツイッターでメッセージ

 藤枝MYFCのFW渡邉りょうが11日に自身のツイッター(@wtnb_rrr)を更新し、同日に敵地で行われたJ2第20節・大宮アルディージャ戦(○3-2)の試合前の出来事について謝罪した。

 渡邉は「今日のアップ中に起こってしまった事について。当ててしまった方に届いて欲しいです。きちんと自分の言葉で謝罪を伝えたいです。近くに居てすぐに係員を呼んでくれた大宮サポーターの方もありがとうございました」と綴り、長文を記した画像を掲載している。

 それによると、アップ中にゴール裏の大宮サポーターにボールが直撃。当たったのは頭とみられ、すぐに近くの大宮サポーターが係員を呼び、当該サポーターは医務室まで運ばれたという。

 その時について渡邉は「謝りに行こうと思いすぐ下まで行きましたが、当ててしまった
方の様子を見ることは出来ずその方の安全を確認するまでそこにいる事しか出来ませんでした。待ってる時間がものすごく怖かったです。頭に当たってしまったので倒れた時に頭を打っていたらどうしよう。その場に立ち尽くすことしか出来ない。医務室に行くまでに藤枝のチームドクターがすぐに駆けつけ、意識はしっかりとあったみたいでした」と振り返っている。

 そして「本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。お子さんと雨の中わざわざ見に来た大宮の試合を見れなくしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した上で「これでサッカーを嫌いにならずにまたNACK5に大宮の試合を観に行っていただけたら嬉しいです」とメッセージ。「藤枝のサポーターの皆様も雨の中、現地やDAZNから応援していただきありがとうございました」と感謝も述べている。

 また、ツイッターで発信した経緯に関し、続く投稿で「試合終了後に直接謝罪しようと思い、大宮の運営の方に確認してもらいましたが、先にお帰りになられてしまっていたので直接お会いする事が出来ませんでした」と説明した。

 ファンからは「とても素晴らしい対応」「優しい人柄」「きっとりょうくんの気持ちはその方に伝わってるはずです」「大宮サポですがぜひまた来てください!」「これからも頑張ってください!!!」といった声が届いている。

 現在26歳の渡邉は産業能率大からアスルクラロ沼津を経て、昨年7月に藤枝へ完全移籍した。クラブ史上初のJ2昇格に貢献し、今季はここまでJ2得点ランキング1位の11ゴールを記録。大宮戦でも決勝点となるチーム3点目を挙げていた。


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