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Jリーグがシーズン制移行の「分科会」立ち上げ…60クラブから意見集約へ

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 Jリーグは20日、日本代表のキリンチャレンジカップ・ペルー戦が行われる大阪府で実行委員会を行い、シーズン制移行を議論する4つの分科会を立ち上げた。

 立ち上げたのは試合日程や移籍、高校・大学とのスケジュール連携、移行期の大会方式について話し合う①フットボール分科会、アウェー連戦や練習場・スタジアム環境について話し合う②降雪地域分科会、入場者や関心度、スポンサーやパートナーなどのステークホルダーについて話し合う③事業マーケティング分科会、経営状況や会計年度の変更などについて話し合う④経営管理分科会の4つ。それぞれにJクラブから担当者が任意で入り、意見を集約するという。

 分科会は6月下旬から3回ずつを想定している。Jクラブからは正参加者のほかにオブザーバー参加も認めており、複数の分科会に入ることも可能。実行委員だけでなく、分科会に応じて強化担当者など専門的なスタッフが入ることもできる。その間、実行委員会、理事会でも並行して議論を行うが、Jリーグ担当者は「Jリーグだけで考えるのではなく、いろんな意見を出してもらいながら進めたい」としている。

 また実行委員会ではJリーグ側から各クラブの実行委員に対し、シーズン制移行を行った場合の具体的なスケジュール案も提示。冬季における降雪クラブのアウェー連戦数もイメージできるよう、年間の対戦カードを決める専用システム「日程くん」も稼働させ、より踏み込んだ内容になったようだ。

(取材・文 竹内達也)
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