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福岡がFWルキアンの先制弾を守り抜き8試合ぶり白星! C大阪は3連勝ならず

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[6.30 J1第19節 C大阪 0-1 福岡 ヨドコウ]

 J1リーグは30日、ヨドコウ桜スタジアムで第19節を開催した。12位アビスパ福岡は5位セレッソ大阪と対戦。1-0で勝利した。

 2連勝中のC大阪は、上位浮上に向けてこの一戦で勝ち点3を積み上げたい。7戦未勝利、4連敗中の福岡は、5月3日に行われたJ1第11節のFC東京戦(○1-0)ぶりとなる白星を目指した。

 試合は立ち上がりからボールを握るC大阪に対して、福岡がFWルキアンを中心に前線からプレッシャーをかける。ホームチームはパスを繋いでその守備網をかいくぐるも、アウェイチームは中盤でボールを奪取。互いにゴールが遠い展開が続いた。

 それでも、前半22分に福岡が先にスコアを動かす。左サイドでコーナーキックを得た福岡は、そのチャンスこそモノにできないが、連続攻撃でC大阪ゴールに襲い掛かる。再び左サイドで起点を作ると、MF金森健志のクロスにルキアンが頭で合わせて、ゴール左に突き刺した。

 1点ビハインドのC大阪は同点を目指して攻勢に転じるも、ペナルティエリアへの侵入に苦戦。逆にカウンター攻撃を受けると、前半28分には福岡のルキアンに強引な突破からチャンスを作られ、FW佐藤凌我に決定機をあたえた。それでも、ここはDF鳥海晃司が体を張って阻止。ピンチを凌いだ。

 C大阪は前半37分、左サイドのスローインから試合を再開すると、MF喜田陽が右足で入れたクロスで決定機を迎える。鋭いボールが福岡DF奈良竜樹のミスを誘うと、ルーズボールがFWレオ・セアラの元へ。反転からシュートを放ったが、DFドウグラス・グローリとGK村上昌謙の体を投げ出したブロックに遭った。

 試合は福岡の1点リードのまま折り返すと、アウェイチームは前半同様にボール奪取から攻撃へ繋いで追加点を匂わせる。反撃に出たいC大阪は、最終ラインからパスを繋いで前線を狙うも、うまく入れることができない。守備に回る時間帯が続いた。

 C大阪は後半19分、左サイドでボールを受けたFW加藤陸次樹がゴール前にボールを送るも、飛び込んだMFジョルディ・クルークスのヘディングシュートはミートせず。同21分には左サイドでフリーキックを獲得したが、MF香川真司のキックは大きく膨らみ、誰も合わせることができなかった。

 試合は終盤にかけてC大阪が攻撃の手を強めるも、8試合ぶりの勝利を目指す福岡が死守。ホームチームは村上の守るゴールをこじ開けることができず、1-0でアウェイチームが逃げ切った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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