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オランダ移籍のFW小川航基、26年W杯エースへ決意「そこの枠は間違いなく僕」

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横浜FCのFW小川航基

[7.1 J1第19節 横浜FC 0-0 G大阪 ニッパツ]

 オランダ・NECナイメヘンへの移籍手続きのため渡航予定で、チーム活動を離れることが決まっている横浜FCのFW小川航基が1日夜に行われたJ1第19節のガンバ大阪戦後、報道陣の取材に応じた。ラストマッチはメンバー外でスタンドから見守ったが、愛する三ツ沢で壮行セレモニーを実施。「次に日本に帰ってくるときは必ず日の丸を背負って帰ってきます。そして次のW杯で点を取るのは僕です!」と高らかに宣言した。

 小川は昨季、ジュビロ磐田から当時J2だった横浜FCに加入。プロ入り以来初めてシーズンを通してコンスタントに出場機会を掴み、26ゴールの大活躍で得点王とJ2最優秀選手賞を受賞した。またチームをJ1昇格に導くと、自身4年ぶりのJ1挑戦となった今季も15試合6ゴールを記録し、念願だった欧州移籍のオファーを勝ち取った。

 小川は試合後の取材対応で「このクラブは僕がもがいていた頃に自分を見つけてくれて、羽ばたかせてくれて、得点を取らせてくれたクラブだったのでめちゃくちゃ感謝している」とお礼。「一年半というそこまで長くなかった在籍だったけど、このクラブに来て、得点を取らせてもらった思いが強い。このクラブに何の恩返しができるかを常に考えながら、日の丸まで上っていけるように頑張りたい」と決意を語った。

 自身を開花させてくれた四方田修平監督からは試合後に「『航基はもっとやれると思う。オランダのでかいCBに対してどういうことをしないといけないかを細かく考えながらやらないといけないな』というアドバイスをいただいた」という小川。オランダで成長を遂げ、目指すは日本代表エースの座。3年後の北中米W杯に向けて「そこの枠は間違いなく僕だと思っているし、そうじゃなければいけない。得点を取れるFWは日本には絶対に必要になってくると思うので、オランダで自分の実力をつけて、日本代表に呼ばれて、そこを担えるように頑張りたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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