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サポーターの呼びかけで指定席を自由席として使用…札幌が神戸イニエスタ最終戦での混乱発生を謝罪

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札幌が神戸戦のビジターシート内で発生した事象を報告

 北海道コンサドーレ札幌は5日、ノエビアスタジアム神戸で1日に開催されたJ1第19節・ヴィッセル神戸戦(△1-1)のビジターシート内で起きた事象を報告した。

 クラブ公式サイトによると、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの神戸ラストマッチとしても注目を集めた一戦で、指定席のビジターシートがサポーターの呼びかけにより、自由席として使用されていたという。

 その結果、ビジターシートのチケットを持つ多数の観客が、自身の購入した座席に座ることができない事象が発生。神戸側の配慮により、着席できていない観客には緩衝帯エリアの一部を開放することで座席が確保されたが、自身が購入した座席で試合を観戦できないという混乱が生じた。

 札幌は同試合で両クラブともに指定席から自由席への変更は認めていないとした上で「当日のビジターシート内の動向を弊クラブが把握できていなかったため、今回の事案が発生し全ての責任はクラブの管理不足によるものだと認識しております」とコメント。「本件により、ビジターシートのチケットをご購入のお客様に大変ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪している。

 クラブは今後について「アウェイゲームでの札幌応援エリアの雰囲気づくりに関して、応援を統率する一部のサポーターと動向を含めて事前確認の実施を徹底し、再発防止に努めてまいります」と表明。「本件に関するお問い合わせにつきましては、ヴィッセル神戸様ではなく、北海道コンサドーレ札幌のお問い合わせページからご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

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