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#命つなぐアクションを体現…藤本淳吾氏ら横浜FMスタッフがAEDで人命救助、横浜市は感謝状贈呈へ

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横浜FMスタッフらが命を救った

 横浜市は10日、横浜F・マリノスのクラブスタッフで、元Jリーガーの藤本淳吾氏ら6人が人命救助を行ったとして感謝状を贈呈すると発表した。

 市によると、6月10日に横浜FMがしんよこフットボールパークで行ったイベント中に参加者の男性が意識を失い、心肺停止状態になったという。このアクシデントに居合わせた横浜FMスタッフの藤本氏、田中智則氏、戸塚朗仁氏ら6人が中心となって119番通報をしつつ、心臓マッサージと施設内にあるAEDを使用した救命処置を実施。男性は意識を回復し、最悪の事態には至らなかったようだ。

 一連の迅速かつ適切な行動で命が救われたことを受け、市は中心となって対応した6人に対して港北消防署長から感謝状を贈呈することを決定。今月20日に贈呈式を行うとしている。

 Jリーグは2011年に横浜FMなどで活躍した松田直樹さんが急性心筋梗塞で急逝したことを受け、各スタジアムにAEDの設置を義務付けるなどの対策を実施。その先陣を切ってきたのが横浜FMだった。クラブは19年には「救える命を、ひとつでも増やすために。救える術を、ひとりでも多くの人に」という目標のもと『#命つなぐアクション』というAEDの普及活動をスタート。21年からはJリーグ全クラブに広がり、選手、地元住民らが全国で活動を行っている。

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