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マンCを脅かした横浜FM…J・ストーンズが戦術を称賛「裏からのビルドアップは優れたやり方だ」

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DFジョン・ストーンズが横浜FMの戦い方に言及

[7.23 Jリーグワールドチャレンジ 横浜FM 3-5 マンチェスター・C 国立]

 Jリーグ王者の勢いをくじく一発となった。マンチェスター・シティは前半37分までに2失点を喫したが、同40分にDFジョン・ストーンズのゴールで一気に流れを掴んだ。結果的にシティが5-3で勝利したが、横浜FMを称える。「みんな本当に優れた選手。どの選手ももっと高いレベルでプレーできると思った」と語った。

 横浜FMに序盤から得点を許した。前半27分にはMF水沼宏太のパスからFWアンデルソン・ロペスに裏を取られ、先制点を奪われる。同37分にはDF永戸勝也のグラウンダーのクロスからファーサイドを走り抜けたDF松原健のミドルを食らった。J・ストーンズは試合前から横浜FMの攻撃を注意していたという。「裏からビルドアップしてくるということは警戒していたが、本当に優れたやり方だった。試合に入る前から(ジョゼップ・グアルディオラ)監督から『マリノスの攻撃は脅威だ』と言われていたが、その通りだった」と振り返った。

 どの選手がよかったか問われると、具体的に明言は避けたものの、横浜FMの特長を挙げる。「暑さにやられていない前半は特にすごかった。彼らの体力を持ってすれば、一日中走ってられるのだろう。コンディションが整っていると思った」。地の利を生かした戦い方で序盤に苦しめられたことを素直に認めた。

 来日は自身2度目だという。到着から試合まで時間がなかったこともあり、まだ宿泊ホテルの近くを散歩しただけ。「日本はすごく清潔で、皆さんもいい方ばかり。今回は滞在期間も長いので、色々見ていきたいと思う」と日本を堪能するつもりであることを、笑顔で語った。

(取材・文 石川祐介)
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