浦和レッズは25日、元日本代表MF中島翔哉の完全移籍加入を発表した。背番号は10を背負うこととなる。

　1994年8月23日生まれの28歳は東京Vの下部組織で育ち、12年にトップチームデビュー。富山、FC東京でのプレーを経て、17年8月にポルトガルのポルティモネンセに新天地を求めた。

　19年からはカタールのアルドゥハイルに完全移籍し、同年夏にはポルトに完全移籍。その後、レンタルで加入したアルアイン、ポルティモネンセでプレーし、22-23シーズンからトルコのアンタルヤスポルに在籍していた。

　トルコリーグ15試合、カップ戦1試合に出場していたが、今月4日に双方合意の上で契約を解除し、退団することが発表されていた。

　各年代別代表にも名を連ねてきた中島は、16年リオデジャネイロ五輪に背番号10を背負って出場。18年3月のマリ戦でA代表デビューを飾ると、森保一監督が率いたチームで背番号10を託されてプレーした時期もあった。日本代表通算19試合5得点を記録している。

　約6年ぶりのJリーグ復帰となる中島は、クラブを通じ、「このたび、浦和レッズに加入させていただきました。中島翔哉です。今回この移籍に関わっていただいた方々にとても感謝しています。久しぶりに日本でプレーすることになりますが、いまからこのチームでプレーすることがとても楽しみです!　ピッチの上で良いプレーをして、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。よろしくお願いいたします!」と意気込みを語った。

　以下、プロフィール

●MF中島翔哉
(なかじま・しょうや)
■背番号
10
■生年月日
1994年8月23日
■身長/体重
164cm/64kg
■出身地
東京都
■経歴
東京Vユース-東京V-FC東京-富山-FC東京-ポルティモネンセ(ポルトガル)-アルドゥハイル(カタール)-ポルト(ポルトガル)-アルアイン(UAE)-ポルティモネンセ(ポルトガル)-アンタルヤスポル(トルコ)

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