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芸術決勝弾の香川真司が苦言「チケットの値段を考え直してほしい」最高価格35万円

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スタンドにはこの日も空席がみられた

[7.28 国際親善試合 パリSG2-3C大阪 ヤンマー]

 芸術的な決勝点を決めてセレッソ大阪に逆転勝利をもたらしたMF香川真司だが、空席が目立ったスタンドについて苦言を漏らした。

 ヤンマースタジアム長居を中心に開催されている今夏のパリSGを中心とした日本ツアーだが、25日のアルナスル対パリSGは2万5432人、27日に行ったアルナスル対インテルは1万3805人で、最大5万5000人を収容する同会場では、空席が目立った。この日は地元C大阪のファンが集まったが、それでも観衆は3万2430人で満員には程遠かった。

 これは高額なチケット価格が原因と言われるが、この日の価格最高額はDIAMOND ホスピタリティシートの35万円。最低のカテゴリー4でも大人1万円、小中高生が5000円と高額に設定されていた。

 試合はC大阪が2度のビハインドを追いつき、そして後半開始から途中出場していた香川が37分に芸術的な右足弾を蹴り込んで、逆転勝ちを呼び込む最高の盛り上がりをみせる展開になっていた。

 ゴールについて「綺麗に入りましたね。ビックリしました」と笑みを浮かべた香川も「これだけのビッグクラブを相手にプレーできることは貴重。だからこそスタジアムが満員になってほしかった」とポツリ。「子供たちにこういうサッカーを見せたいし、僕がここまで言う必要はないかもしれないけど、チケットの値段を考え直してほしい。サッカーが好きな子供たちの見やすい値段で設定してほしい。それはすごく残念だなと思います」と訴えていた。  

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