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浦和サポーターが天皇杯・名古屋戦で違反行為…クラブが計77人の処分を発表「私どもの価値観とは相容れない」

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 浦和レッズは3日、2日にCSアセット港サッカー場(愛知)で行われた天皇杯4回戦の名古屋グランパス戦(●0-3)において、浦和サポーターによる違反行為が発生したと報告した。

 クラブは事案発生直後より、大会主催者である日本サッカー協会(JFA)などの関係各所と事実確認および認識確認を実施。「如何なる背景があろうとも違反行為が肯定される理由はなく、クラブ理念内に『安全・快適で熱気ある満員のスタジアム』を目指すことを謳っている私どもの価値観とは相容れない事象である」とし、計77人の違反行為者に対して処分を下した。

 クラブは本件を受けて「自クラブのファン・サポーターに対し秩序ある適切な態度を保持するよう努める義務を負う立場でありながら、この様な事態を招くこととなり誠に申し訳ございません。関係される全てのみなさまに、心よりお詫び申し上げます」と陳謝。処分内容は以下のとおり。

①立ち入り禁止エリアへの侵入を主導したサポーター(31人)
▽処分内容
8月3日以降に開催される浦和レッズの出場試合9試合への入場禁止
(本期間中に行われるアウェイゲームも対象に含む)

②立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーターを統括するリーダー(1人)
▽処分内容
8月3日以降に開催される浦和レッズの出場試合16試合への入場禁止
(本期間中に行われるアウェイゲーム、およびACL2023-24グループステージ進出時の出場試合も対象に含む)

③立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーター(45人)
▽処分内容
厳重注意

※補足
上記処分対象者数は、行為者からの申し出、関係者による事実確認、およびクラブの調査によって把握できた現時点での人数となるため、今後の行為者からの申し出、クラブによる調査の進捗に応じて増える可能性もある。

上記処分対象者③には、制止するために立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーターも含む。制止をするためとはいえ、違反行為に及んだ事実を重く受け止め本処分とした。

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