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広島が7試合ぶり勝利! 浦和に先制許すも…加藤陸次樹が加入後初の同点弾、ベン・カリファが後半AT逆転弾

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[8.13 J1第23節 広島 2-1 浦和 Eスタ]

 J1リーグは13日に第23節を行った。サンフレッチェ広島浦和レッズの対戦は、広島が2-1で勝利した。

 直近6試合で4敗2分と未勝利が続く広島は、同じく1敗2分で3試合白星が遠のいている浦和を本拠地で迎えた。広島は前十字靭帯部分損傷から復帰したMF満田誠が攻撃をけん引する。だが浦和のゴールを脅かすも、ゴールネットを揺らすことはできない。

 すると前半29分、均衡を破ったのは浦和。DFマリウス・ホイブラーテンがショートパスではなくロングフィードを選択する。最前線に張ったFWホセ・カンテが巧みなトラップで収めると、すばやくゴール方向に体を向ける。地を這うミドルを放ち、ゴール左隅に突き出した。

 広島はシュート10本近くを打ったが、前半は0-1で折り返す。ハーフタイムには満田とMF中野就斗が下がり、MF越道草太とFWドウグラス・ヴィエイラが出場した。浦和も負傷から復帰したDF明本考浩に代わり、MF関根貴大がピッチに入った。

 後半24分、広島の新戦力が拮抗した展開を打ち破る。DF塩谷司のビルドアップから縦パスが入り、新加入でホーム戦デビューのMF加藤陸次樹が相手守備陣の裏を突く。PA内でワンフェイクから冷静に右足シュートをゴールに決め切り、加入後初ゴールで同点にした。

 浦和は後半30分に3枚替え。MF柴戸海、FW興梠慎三、そして新加入MF中島翔哉を投入し、攻勢を強めた。

 後半アディショナルタイム3分過ぎに試合は劇的展開となる。広島はMF川村拓夢が右サイドにパスを展開。途中出場FWナッシム・ベン・カリファがPA右から右足を振り抜き、ゴールに突き刺した。

 試合はそのまま終了し、広島が2-1で逆転勝利。7試合ぶりの白星を手にした。

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