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トップ2追う名古屋、無敗ホームに3万8千人集めて鹿島を撃破!! 森島司も新天地デビュー

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DF野上結貴が決勝ゴール

[8.13 J1第23節 名古屋 1-0 鹿島 豊田ス]

 J1リーグは13日、第23節を各地で行い、名古屋グランパス鹿島アントラーズに1-0で勝利した。前半37分のDF野上結貴のゴールが決勝点となり、公式戦3試合連続の完封勝利。首位の神戸、2位の横浜FMが勝ち点47で並んでいる中、トップ2との勝ち点差を『2』とした。

 名古屋は国立競技場でのホームゲーム開催となった前節・新潟戦(○1-0)から先発1人を変更。負傷交代していたMF和泉竜司がメンバーを外れ、夏の移籍ウインドーで広島から電撃加入したMF森島司が新天地デビューを果たした。一方の鹿島も前節の札幌戦(○3-0)から1人入れ替え、甲府から今夏加入のDF須貝英大に代わって前節出場停止のDF安西幸輝が復帰した。

 今季ここまで無敗の豊田スタジアムに観衆38642人が詰めかけた中、前半に優勢を保ったのはアウェーの鹿島。それでも前半14分にはMF佐野海舟、同15分にはMF樋口雄太がミドルシュートを狙ったが、いずれもGKランゲラックに阻まれた。

 一方の名古屋も前半17分、左サイドを攻め上がったFW永井謙祐のクロスからFWキャスパー・ユンカーがヘディングで狙うも、GK早川友基がスーパーセーブ。同30分にはDF森下龍矢が左サイドでドリブルを仕掛け、ニアサイドに良いクロスを送ったが、ユンカーのトリッキーなヒールシュートはわずかに枠を外れた。

 それでも名古屋は前半37分、得意のダイナミックな攻撃から先制点を奪った。DF藤井陽也のロングフィードが左サイドの森下に通り、連続スルーパスが永井、ユンカーとつながると、ユンカーが腰を捻りながらのグラウンダークロスをゴール前へ。最後は反対サイドから飛び込んだDF野上結貴が押し込んだ。

 ビハインドの鹿島は後半開始時、前節のJ1初先発から2試合連続で起用されたDF溝口修平に代わって須貝を投入。さらに同10分にはFW垣田裕暉に代わってFW知念慶が入った。知念は5月24日のルヴァン杯柏戦の試合直前に左太もも裏を負傷していたが、これが約3か月ぶりの公式戦復帰となった。

 終盤は鹿島が一方的に攻め、名古屋は徹底的に守るという展開。鹿島はクロスボールから迫力のある攻撃陣でゴール前を襲うが、なかなか危険なシーンを作ることはできない。最後は森島が巧みなボール運びで時間をかけるなど、名古屋の試合運びが際立ち、試合はそのままタイムアップ。無敗のホームで勝ち点3を掴み取った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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