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地元出身の19歳が海外挑戦へ…岡山がMF佐野航大の移籍について声明「今後も夢を後押しできるクラブでありたい」

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岡山県出身のMF佐野航大

 MF佐野航大NECナイメヘン(オランダ1部)へ完全移籍することが発表された14日、ファジアーノ岡山は公式サイトを通じて北川真也社長の声明を発表した。

 岡山県出身の佐野は地元クラブでプロキャリアを歩み始め、海外へ飛び立つことになった。北川社長は「岡山県出身の佐野航大選手が、ヨーロッパのクラブからオファーが来る選手に成長し、ファジアーノ岡山に関わる皆さまだけでなく、岡山県の皆さまが世界で活躍する地元出身の選手を応援できる一歩を踏み出したことを大変嬉しく思っています」と喜びを伝えている。

 続けて「これからヨーロッパを舞台に『佐野航大』の名前をとどろかせてくれる日々が、とても楽しみでなりません」と率直な思いを伝え、「航大、応援しています。そして、いつかまた一緒に戦いましょう!」と激励している。

 ただ、チームにとってはシーズン途中に中心選手が抜ける形となり、佐野自身も「自分の中で戸惑いはありました」と明らかにしている。それでも北川社長は「今後も夢を後押しできるクラブでありたいと思いますし、クラブを離れる選手が、岡山に戻りたい、またファジアーノでプレーしたいと思えるようにクラブとしても成長してまいります」とクラブのビジョンを示し、発展を誓った。

 岡山は30節を終えたJ2リーグで10位となっており、J1昇格プレーオフ圏内との勝ち点差は8。北川社長は「可能性のある限りチームには誰一人昇格を諦めている人間はいません。出番に恵まれなかった選手はチャンスです。チャンスを掴むのも自分次第。チーム、個人の結果に拘って戦ってくれるはずです」とコメントし、ファンに向けて「リーグ戦残り12試合、佐野選手も一緒に喜び合えるようJ1昇格を目指して全身全霊で戦っていく所存です」と伝えている。

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