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最下位の横浜FCが鳥栖に3-1勝利! 残留圏17位の湘南と勝ち点2差のまま次節の直接対決へ

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横浜FCが鳥栖に3-1で勝利

[11.11 J1第32節 鳥栖 1-3 横浜FC 駅スタ]

 J1第32節が11日に開催され、18位横浜FCは敵地で12位サガン鳥栖を3-1で下した。他会場では勝ち点2差の17位湘南ベルマーレも勝利。J2自動降格圏内からの脱出はお預けとなった。次節は25日に行われ、ホームで湘南との直接対決に臨む。

  横浜FCは前半7分、GK永井堅梧のロングボールを受けて抜け出したFWマルセロ・ヒアンがネットを揺らすも、オフサイドで得点は認められない。

 それでも前半10分に先制した。右サイドでキープしたMFカプリーニからMF井上潮音を経由し、MF山根永遠がワンタッチで速いクロスを供給。MFユーリ・ララが低い体勢から頭で押し込み、今季3ゴール目で1-0とした。

 しかし、すぐに鳥栖が同点に追い付く。前半14分、DF原田亘がペナルティエリア右にスルーパスを送り、走り込んだMF長沼洋一が折り返すと、ニアでMF岩崎悠人が潰れてボールはファーへ。フリーのMF堀米勇輝が左足で合わせ、GK永井の股を抜いたシュートが決まった。

 堀米の今季3点目で1-1とした鳥栖だったが、キャプテンのFW小野裕二が負傷するアクシデントに見舞われ、前半35分にFW富樫敬真を緊急投入。するとハーフタイム直前に横浜FCが勝ち越した。

 前半アディショナルタイム2分、ペナルティエリア右に進入した山根がDF菊地泰智との接触で倒れる。VARの結果、横浜FCにPKが与えられた。同アディショナルタイム7分にPKキッカーを務めたのはカプリーニ。横に飛んだGK朴一圭の裏をかき、左足でゴール中央に決めた。

 カプリーニのJリーグ初得点およびバースデー弾で再びリードを奪った横浜FCは、そのまま前半を終了。ハーフタイム明けから鳥栖に反撃を許さずにいると、後半44分に大きな追加点を挙げた。

 途中出場のMF近藤友喜が右サイドから鋭いドリブルでゴール前へ。GK朴の意表を突き、角度のない位置から右足で流し込んだ。

 近藤は勝利を決定的にする今季2点目をマーク。横浜FCが3-1で2戦ぶりの白星をつかみ、次節の湘南との大一番に弾みをつけた。一方、ホームの鳥栖は4試合ぶりの黒星。3戦勝ちなし(2分1敗)となった。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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