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FW長谷川悠が現役引退を発表「皆さんに会えたことが僕の財産」

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FW長谷川悠が引退

 南葛SC(関東1部)は17日、FW長谷川悠(36)が今シーズンをもって引退することを発表した。

 長谷川は2006年に柏レイソルに加入し、1年目の途中には当時JFL昇格争いをしていたFC岐阜へレンタル移籍。その後アビスパ福岡とモンテディオ山形でも武者修行を重ね、10年に山形へ完全移籍した。以降は大宮アルディージャ、徳島ヴォルティス、清水エスパルス、V・ファーレン長崎でプレーし、J1で178試合26得点、J2で113試合19得点を記録した。

 20年からはオーストラリアに活動の場を移し、南葛SCには昨年加入した。長谷川はクラブを通じて「もう日本ではプレーすることはないと思っていました」と振り返り、「このようなチャンスをくれたことに本当に感謝しています。繋げてくれた親友の(下平)匠ありがとう。そして素早い決断からオファーをくれた岩本GMに感謝します」と伝えている。

 引退の理由については「思えばここ5年ほど、どうやってサッカー選手としての区切りをつけるかを考えていた自分としては、この1年でやり切って引退しようと考えていました。しかし、ケガで1年間ほぼプレーできずチームに貢献できずに申し訳ありません。ケガしたままサッカー選手としてのキャリアが終わるとは思ってませんでしたが、これも自分らしいなと受け入れております」と明かし、続けて以下のようにコメントしている。

「どのクラブも、このような自分を受け入れてくれてありがとうございました。良い時ばかりではなかったですが、皆さんから受けたサポートを忘れません。本当にありがとうございました」

「サッカーを通していろんな仲間が全国にできたこと、皆さんに会えたことが僕の財産です。またサッカー以外でもたくさんの仲間が全国にいることも僕の自慢の一つです。多趣味で良かったです。ありがとうございます!」

「全国どこにいても応援してくれたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。そしていつも応援してくれ、自由にさせてくれた家族に感謝しています。ありがとう」

「今後はまた自分らしく生きられるように、好きな所へ住めて好きなタイミングで好きな人に会える。そのような生き方を探していきたいと思います」

「長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。またどこかで会えることを楽しみにしています」

 なお、クラブはDF三原向平(33)とFW佐々木竜太(35)も今シーズン限りで引退することを発表している。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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