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逆転昇格の磐田、MF松本昌也がJ2月間MVPを初受賞! 横内昭展監督も今季2度目の月間優秀監督に

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MF松本昌也がJ2月間MVPを初受賞

 Jリーグは22日、各月のJリーグにおいて最も活躍した選手を表彰する「2023明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」の11月度の受賞選手を発表し、J2はジュビロ磐田のMF松本昌也が初受賞を果たした。

 松本は11月に行われたリーグ戦2試合に出場し、2ゴール1アシストを記録。12日の最終節・栃木SC戦(○2-1)では決勝ゴールを挙げ、逆転2位フィニッシュでのJ1復帰に大きく貢献した。

 Jリーグ選考委員会の佐藤寿人委員は「昇格を決める大仕事を成し遂げた。第41節、第42節での得点がなければ今年のリーグ戦の結末は違うものになっていた」、平畠啓史特任委員「ジュビロの右サイドでポイントになっていた。ゴールだけでなく、鈴木雄斗選手との連携も見逃せない」と、それぞれ総評している。

 また、同日に11月度の月間優秀監督賞も発表され、磐田の横内昭展監督が受賞。6月に続き、今季2度目の選出となる。

 Jリーグは松本にクリスタルトロフィーと賞金30万円、横内監督には記念品のオリジナルラペルピンを授与。なお、各賞のJ1およびJ3については、12月4日に発表予定となっている。

以下、Jリーグ選考委員会による総評

■MF松本昌也

佐藤寿人委員「昇格を決める大仕事を成し遂げた。第41節、第42節での得点がなければ今年のリーグ戦の結末は違うものになっていた」

寺嶋朋也委員「普段は得点が多いポジションではないが、クライマックスで2戦連発。勝負強さを見せつけた。求められているもの+αを発揮し、チームを逆転に導いた」

平畠啓史特任委員「ジュビロの右サイドでポイントになっていた。ゴールだけでなく、鈴木雄斗選手との連携も見逃せない」

■横内昭展監督

反町康治委員「就任1年目で自動昇格を達成。本人の強い意志がこの結果をもたらした。最後での逆転昇格は肝が据わっている証拠」

佐藤寿人委員「補強が出来ない、という仕事がしづらい環境の中で、今いる若手を引き上げるというコーチとしての強みを発揮した。さらに監督としての決断力も加わり、難しい仕事を成し遂げた。広島時代も監督の決断に対して適切なアドバイスを送っていたのは横内さんだった」

寺嶋朋也委員「最終節での大逆転自動昇格は1年間の積み上げの賜物。補強禁止処分を受けながらのスタートだったが、いまいる戦力のベースアップを掲げて地道に取り組み、最後は逆転勝利でJ1昇格を掴み取るところまでチームを成長させた」

平畠啓史特任委員「逆転2位フィニッシュ。負傷者や出場停止の選手がいても、チーム力を落とすことなくJ1昇格に導いた。応援してくれているファン・サポーターの気持ちを汲み、巻き込んでいったところも素晴らしかった」
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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