Jリーグは22日、各月のJリーグにおいて最も優れたゴールを表彰する「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間ベストゴール」の11月度のJ2受賞ゴールを発表し、東京ヴェルディのMF中原輝が初受賞を果たした。

　選出されたのは、5日にホームで行われたJ2第41節・栃木SC戦(○1-0)の後半37分に生まれたゴール。中原は左足で鮮やかな直接FKを決め、数的不利のチームを救う決勝点を挙げた。

　Jリーグは中原にオリジナルカフスボタンと賞金15万円を授与。各賞のJ1およびJ3については、12月4日に発表される予定となっている。

以下、Jリーグ選考委員会による総評

反町康治委員「FKでの鮮やかな一発。東京Vが最後まで昇格争いが出来たのは中原選手の力があってこそ。MVP級の活躍だった」

佐藤寿人委員「キックの瞬間は時間が止まったように見えた。この得点があったからこそ、3位でのプレーオフ進出につながった。中原選手の左足が、プレーオフに進むための勢いを生み出した」

寺嶋朋也委員「毎月素晴らしいゴールを決めているゴラッソメーカーの今月の一撃。軌道の美しさに加えて、昇格争いの最中で負けられない試合というシチュエーションも重なって、今季のベストゴール候補の一つ。まさにヴェルディの救世主」

平畠啓史特任委員「ゴールを決めるだけでも素晴らしいが、ゴールの価値が高い。そして、ゴールだけでなくすべてのプレーに凄みを感じる。圧倒的存在感」

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