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京都が横浜FMに3-1快勝! 10人の相手に先制許すも豊川雄太、原大智、川崎颯太のゴールで逆転

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京都が横浜FMに3-1の逆転勝利

[12.3 J1第34節 京都 3-1 横浜FM サンガS]

 J1第34節が3日に各地で同時開催された。14位京都サンガF.C.はホームで2位横浜F・マリノスと対戦し、3-1で勝利。序盤に退場者を出した相手に先制を許したが、3ゴールを奪う見事な逆転劇を演じた。

 前節に残留を決めた京都と、2位が確定した横浜FMが顔を合わせた一戦。京都が開始から相手のハイラインの背後を取ってチャンスを作る。前半16分にはMF松田天馬がフリーでペナルティエリア左に飛び出し、右足でシュート。しかし、右ポストに嫌われた。

 さらに前半19分、ロングボールからFW原大智が抜け出そうとしたところでDF角田涼太朗に倒される。主審は角田にレッドカードを提示し、京都が数的優位となった。

 だが、先制したのは10人の横浜FM。前半24分、FWエウベルが中央でのドリブルから右へパスを出し、ボックス内に走り込んだMF山根陸が折り返す。このボールをFWアンデルソン・ロペスが右足で押し込み、得点ランキング首位タイの今季22ゴール目を挙げた。

 それでも京都は前半アディショナルタイム4分に同点ゴールを奪取。MF金子大毅が縦パスを差し込み、両センターバックの間で受けたFW豊川雄太が華麗なターンでペナルティエリア中央に抜け出す。右足で豪快に蹴り込み、今季10得点目をマークした。

 ハーフタイムを挟み、後半9分には原が逆転ゴールを奪う。右サイドのDF福田心之助からのクロスがクリアされると、そのボールをペナルティエリア右で拾い、フェイントから右足でシュート。GK一森純の股を抜いて突き刺し、今夏の加入から13試合で7ゴール目を記録した。

 さらに後半13分、右サイドから原がクロスを入れ、MF川崎颯太が右足のビューティフルボレーでネットを揺らす。川崎の今季2点目で京都が3-1とリードを広げた。

 後半44分には、途中出場でJリーグデビューを果たした18歳FW平賀大空が左足で決める。しかし、VARによるチェックの結果、オフサイドで初ゴールとはならず。同アディショナルタイムには今季限りで退団となるFWパトリックが絡んで決定機を迎えるが、得点には至らない。それでも京都は3-1のまま逃げ切り、最終節を白星で飾った。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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