beacon

俊輔引退試合に奮闘した内田篤人「子供の時からずっと憧れ」FK弾をスマホ撮影する珍光景も

このエントリーをはてなブックマークに追加

FKをiPhoneで撮影する内田篤人

[12.17 中村俊輔引退試合 横浜FC 3-6 J-DREAMS ニッパツ]

 世代別日本代表のロールモデルコーチを務める内田篤人氏が17日、昨季限りで現役引退した中村俊輔氏の引退試合に後半途中から出場し、右サイドを上下動する姿を見せた。試合後のフラッシュインタビューでは「走っているんじゃなく、走らされているんです」と苦笑いを浮かべつつも、レジェンドとの共演を楽しんだ様子だった。

 内田は後半途中からJ-DREAMSの一員として途中出場し、俊輔やMF遠藤保仁、MF小野伸二らとチームメートで共演。後半22分のFKの場面では、俊輔と遠藤がキッカーの位置に立ち、俊輔のシュートがゴールに突き刺さる中、内田はプレー中にもかかわらずiPhoneを取り出して撮影し、珍しい光景でスタジアムを盛り上げていた。

 試合後、内田は俊輔の存在について「子供の時からずっと憧れの人で、代表では縦の関係でもプレーさせてもらったけど、ずっと憧れ。今日もこれだけの人が俊さんのプレーを見て喜んでいたし、中村俊輔という人はみんなを幸せにしてくれるプレーヤーだなと思います」と敬意を表明。「引退試合をできるのは限られる人。それだけのスター性も、技術も、人間性もあるからこれだけの人が関わったんだと思います」と述べ、「会場に見にきてくれた子供たちも俊さんのプレーが目に焼き付いていると思う。ああいうプレーヤーはなかなか出てこないので、一緒にピッチに立てて幸せでした」と喜びを口にしていた。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP