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富山がGK柴崎貴広の現役引退を発表「23年前、無名な高校生がこんなに長くプレーできると思った人はいなかった」

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GK柴崎貴広が現役引退

 カターレ富山は5日、GK柴崎貴広(41)の現役引退を発表した。

 柴崎は向上高を卒業後、2001年から東京ヴェルディ1969(現東京ヴェルディ)でプレー。横浜FC、FC東京、SC相模原、富山に所属してきた。

 自身のSNSを通じ、柴崎は「2000年12月25日雪の日、ヴェルディのクラブハウスでプロサッカー選手としての契約をしました。子どもの頃憧れたヴェルディの一員となれたこの瞬間は忘れることができません」と現役引退に触れる。

 各クラブへの思いを語りながら、「選手の価値とは色々な形があると思いますが、やはり試合に使いたいと思われなくなったら、選手として終わるべき時にしようと、ここ何年か考えていたので、2023シーズンで終わろうと決意しました」と引退決断の経緯を語った。

「23年前、神奈川の無名な高校生がプロサッカー選手としてこんなに長くプレー出来ると思った人は誰1人いなかったと思います」

「こんなに長くプレー出来たのはやはり練習だと思う。父親から『人より努力しないと人より上にはいけないぞ』『人の見てないところで努力しなさい』と言われ続けた小学生時代、楽しく友だちと毎日サッカーをしてましたが、いつの間にか空き時間は1人で練習したり、ランニングしたりするのが普通になりました」

「中学時代はマリノスJY追浜での毎日素晴らしい練習がありました。高校時代、日本中の誰よりも厳しい練習をした自信があります。通学の片道2時間半も色々と鍛えられた」

「プロに入ってからも練習は嘘をつかないと、たくさん練習したと思います」

「大きな怪我はほとんどなく、丈夫な身体に産んでくれた両親には本当に感謝です。ありがとう。またプロサッカー選手として、たくさんの方々と知り合うことが出来たのも財産です。妻、子どもたちが新しいモチベーションにもなってくれました。ありがとう」

「今まで関わってくださった全ての人に感謝します。ありがとうございました!本当に幸せでした。これからは違う立場でサッカーに関わっていきます。これからもどうぞよろしくお願いします!」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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