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「このチャンスを逃したくないと」川崎F山根視来がアメリカ移籍! 吉田麻也と同僚に

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DF山根視来がアメリカ移籍

 川崎フロンターレは6日、DF山根視来(30)がLAギャラクシー(アメリカ・MLS)に完全移籍することが決定したと発表した。同クラブには昨年夏から元日本代表キャプテンのDF吉田麻也(35)が所属している。

 山根は桐蔭横浜大から2016年に湘南ベルマーレへ加入し、2020年に川崎Fへ完全移籍。右サイドバックを主戦場に活躍し、J1リーグ連覇や2度の天皇杯優勝に貢献した。個人としては加入初年度から3年連続でJリーグベストイレブンを受賞。2021年3月には日本代表デビューを飾り、2022年のカタールW杯メンバーにも選ばれた。

 2023シーズンはJ1リーグ戦33試合に出場し、2ゴールを記録。川崎F通算では172試合の出場で12得点を挙げた。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント

●DF山根視来
(やまね・みき)
■生年月日
1993年12月22日(30歳)
■出身地
神奈川県横浜市
■身長/体重
178cm/72kg
■経歴
あざみ野F.C.-東京ジュニア-東京V Jrユース-ウィザス高-桐蔭横浜大-湘南-川崎F
■出場歴
J1リーグ通算:196試合14得点
J2リーグ通算:37試合
カップ戦通算:24試合
天皇杯通算:17試合1得点
J1参入PO(2019):1試合
スーパー杯(2021):1試合
ACL(2021):6試合
スーパー杯(2022):1試合
ACL(2022):4試合
ACL(2023-24):6試合1得点
川崎F通算:172試合12得点
■コメント
「川崎フロンターレに関わるすべての皆さま、この度MLSのLAギャラクシーに移籍することになりました。昔は嫌なイメージだった等々力陸上競技場がこの4年間で本当に大好きになりました。プレーしていて一番ワクワクするスタジアムです。どんな結果であろうと前向きな言葉で力をくれるフロンターレのサポーターには感謝の気持ちしかありません。そんなみんなとたくさんの勝利を分かち合うことができて本当にうれしかったです。

日本代表に必ずなると決めて移籍してきた4年前、周りを見たら本当の意味でレベルの違う選手たちに囲まれて、たくさんの刺激を受けました。すごい勢いで成長して世界に飛び出していく後輩たち、やっぱりすごいと何度も何度も思わせてくれる先輩方。自分が誰よりも結果を出す。その空気がフロンターレにあったからこそ、今の自分がいます。タイトルを獲り続けるチームの空気を持っているクラブはそう多くありません。だからこそ多くの選手が育ち、多くのタイトルを獲ってこられたのだと思います。

30歳になりベテランと言われることも少しずつ増えてきました。でも、いつも心の中に、生活や文化、言語、サッカーのスタイル、日本とは何もかもが違う、自分にとってより厳しいところでチャレンジしてみたい。そんな思いがありました。このチャンスを逃したくないと思い、この決断をしました。苦しいこともたくさんあった2023年、天皇杯で優勝してフロンターレ全員で泣いて笑えたことが一番の思い出です。4年前には想像ができなかった言葉を、偉大な先輩、後輩、監督、コーチングスタッフ、トレーナーの皆さんからかけていただきました。それだけでも必死に頑張ってきてよかったなと思えました。

4年間という短い間でしたが、本当に濃い毎日を過ごすことができました。川崎フロンターレは日本サッカーにとって、本当に価値のあるクラブだと信じています。4年間本当にありがとうございました」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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