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自身初のJ2、西川潤がいわきFC移籍後初先発「今後のサッカー人生を考えてプレーしたい」

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いわきFCで初先発したFW西川潤

[3.3 J2第2節 いわき1-1岡山 ハワスタ]

 開幕節の前節は途中出場だったFW西川潤だが、ホーム開幕戦でいわきFC移籍後初となる先発出場を飾った。しかし思うようにボールを受けることが出来ず、中盤に下がる場面も多くみられた。「個人的にはもっと出来たかなと思います」。自己採点も低い点数をつけた。

 覚悟を持った初のJ2クラブへの移籍となっている。桐光学園高時代から世代を代表するアタッカーとして注目を集め、高校2年生の3月に早くも卒業後のセレッソ大阪入りを内定させた。ただ鳴り物入りでプロ入りしたものの、期待通りの結果は残せず、22年から2年間、鳥栖にレンタル移籍。そして今季よりいわきFCに武者修行に出ることになった。

 先月21日の誕生日で西川は22歳になった。プロ5年目ということで、大学を経由した同級生が即戦力としてたくさんJリーグの舞台に入ってきた。「自分自身も強い気持ちを持ってやってきましたし、同世代の選手が多い中で、しっかりと結果を残そうという思いです」。西川も意識を十分にしている。

 そして再び世代を代表する選手へ。西川にとって世代別で区切られる代表は、今夏行われるパリオリンピックの活動が最後になる。これについても当然意識するところで、「そこは目指さないといけない」と話すと、「今後の自分のサッカー人生を考えて、今シーズンはプレーしていきたいなと思います」と強い決意を口にした。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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