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ボール収める強さとスペースに切り込む柔軟性で今季初ゴール、京都FW原大智「どんどん攻撃を作っていきたい」

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FW原大智

[3.29 J1第5節 東京V 2-2 京都 味スタ]

 前線を縦横無尽に動き、攻撃をけん引した。京都サンガF.C.FW原大智は今季初ゴールを記録。「(攻撃は)自由にやらせてもらってる。そこはありがたい」と手応えを語った。

 1-0で迎えた前半26分に躍動。原は右サイドからクロスを上げるも相手にクリアされた。しかし中盤でMF松田天馬がボールを拾う。「来るかわからなかったが信じて走った」(原)。PA右へのスルーパスにすばやく反応し、冷静に右足を振り抜いて今季初ゴールを決め切った。

 191cmの高身長ながら、柔軟なプレーで攻撃を司った。「ゴール前にいるだけじゃなくて、どんどん攻撃を作っていきたいというのが今年の目標」。左右のサイドに積極的に顔を出して攻撃をつなげた。「連続して動ければ、相手もマークをつきにくい」と狙いを語った。

 それでも後半に流れを奪われた。「セカンドボールを全部拾われてしまった。行く行かないもはっきりしなかった。そこはチームで話し合いが必要」。後半35分に1点を返され、後半アディショナルタイムには2失点目で追いつかれた。「運でもないし、これが実力。強くなるしかない」。2点リードからのドローに悔しさを噛みしめながら、次戦での今季2勝目を見据えていた。

(取材・文 石川祐介)


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石川祐介
Text by 石川祐介

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