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電撃引退の徳島MF島川俊郎「どうしても許せないことがあった」…明言避けつつも自身のYoutubeで告白

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現役を引退したMF島川俊郎

 1日に徳島ヴォルティスから現役引退が発表されたMF島川俊郎が2日、自身のYoutubeチャンネル(@toshiovideo)を更新し、明言こそ避けつつも引退理由を明かしている。

 柏の下部組織で育ち、09年に仙台でプロキャリアをスタートさせた島川はその後、東京V、秋田、山口、栃木、甲府、大分、鳥栖を渡り歩き、今季から徳島に加入。J2リーグ開幕戦で出場を果たすと、全7試合(先発3試合)に出場していたが、1日に現役引退が発表された。

 そして、引退発表翌日。島川は自身のYoutubeチャンネルを更新し、「まずは、シーズンが始まったばかりの、そしてチームがとても苦しい状況の中、チームを離れること、サッカーを辞めること、チームに迷惑をかけてしまったこと、本当に申し訳なく思っています」と謝罪。そして、「引退の理由は、どうしても許せないことがあったからです」と続けた。

 具体的な明言こそ避けつつ、「僕の思いは社長にすべてぶつけたし、昨日の朝チームメイト、コーチングスタッフ、トレーナー、マネージャーの方々には自分の思いというのを伝えました」「3日前の朝、僕は練習前に一人でグラウンドを走ることを日課にしていた。ただ、ビックリするくらい、パワーが湧いてこなくて、走ることが苦しくて、きつくて。これはチームの力になれないと。サッカーを続けることは難しいなと思い、社長に引退させて下さいと言いました」と語っている。

 16年間、プロサッカー選手としての道を歩んできたが、ユニフォームを脱ぐ決断をした。「僕に関わってくれたすべての方々に心から感謝しています。このような形でサッカーを辞めることになりましたけど、皆さんに出会えたことが僕の一番の財産です。ありがとうございました」と動画の最後に感謝を伝えた。

 なお、開幕7試合1勝1分け5敗で最下位に沈むチームは、3月31日に吉田達磨監督の解任、岡田明彦強化本部長の辞任を発表。1日には増田功作ヘッドコーチが暫定監督に、黒部光昭クラブアドバイザーが強化本部長に就任することを発表している。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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