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広島FW大橋祐紀が古巣から2ゴール!! 湘南はGKソン・ボムグンが一発退場、緊急出場の馬渡洋樹が好守も3連敗

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FW大橋祐紀が2ゴール

[4.7 J1第7節 広島 2-0 湘南 Eピース]

 J1リーグ第7節が7日に行われ、サンフレッチェ広島湘南ベルマーレをホームに迎えて2-0で勝利した。FW大橋祐紀が古巣から2ゴールを決め、広島の昨季から続く連続無敗試合数を13に伸ばしている。

 両チームがともにゴールへ迫るなか、広島は前半に大きな決定機が2つ訪れる。前半33分、MF満田誠のシュートをGKソン・ボムグンが弾いたボールにMF東俊希が反応。押し込んだかに思われたが、MF鈴木雄斗がゴールラインの手前でかき出した。アディショナルタイムには左からのCKを佐々木翔が頭で合わせたが、今度はゴールライン上でMF田中聡のブロックに遭った。

 ギリギリで耐え凌いだ湘南だが、後半3分に大きなアクシデントが起きる。ソン・ボムグンが相手のスルーパスを後逸し、詰めてきたFW大橋祐紀を抱えて倒してしまう。上田益也主審はPKと判定するとともに、ボールにチャレンジせずにファールを犯したとしてソン・ボムグンに決定的な得点機械の阻止でレッドカードを提示した。湘南はMF奥野耕平とともに控えGK馬渡洋樹を投入。DF岡本拓也とMF平岡大陽が急遽退くことになった。

 このPKを大橋が自ら決め、広島が先制に成功する。大橋は古巣からの得点で今季5ゴール目となった。数的有利の広島は後半からピッチに入ったMF越道草太がシュートを放つなど存在感を示す。ただ後半29分、MF川村拓夢が左の股関節付近を痛めて負傷交代。MF野津田岳人がピッチに入った。

 後半41分、東が左からクロスを送ると満田がヘディングシュート。大きなチャンスだったが馬渡のスーパーセーブでCKになった。そのCKを馬渡がキャッチすると、FWルキアンへパントキックする。ルキアンはカウンターからシュートまで持ち込んだが、今度は広島のGK大迫敬介が好セーブを見せた。直後には湘南のFW石井久継がミドルシュートでゴールを狙うも、わずかに枠の上に外れた。

 後半アディショナルタイムには大橋がペナルティーエリア内でフリーのMF加藤陸次樹へパスしたが、加藤のシュートは枠の上に飛んだ。それでも同アディショナルタイムに大橋がゴールネットを揺らす。一時はオフサイドと判定されたが、VARの介入を経てゴールに修正されて勝負あり。広島は終了直前にFW井上愛簾がJ1デビューを果たし、2-0の勝利に華を添えた。湘南は3連敗となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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