昨年までベガルタ仙台に在籍していたDF岡山一成(31)が、韓国・Kリーグの浦項(ポハン)スティーラーズへ完全移籍するとなった。14日、仙台が公式に発表した。

　岡山は横浜FMや大宮アルディージャ、川崎フロンターレなどを経て07年に仙台に加入。08年はリーグ戦33試合に出場し4得点を決めていた。

　岡山は「この度、浦項スティーラーズと契約することになりました。昨年、ユアスタに帰ってくると約束をしましたが、今年はその約束を果たすことができませんでした。今後、ユアスタでベガルタと対戦してサポーターからブーイングを受けるまでは、絶対に引退しません。また、ACLの決勝で国立競技場に行けるように頑張ります、その時は、応援して下さい。絆を胸に・・・ベガルタ仙台のJ1昇格に向け、クラブとサポーターが共に最後まで一丸となって闘ってください」と、クラブを通じて今の気持ちを発表している。

(文 山口雄人)