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仙台ユース選手が人命救助活動

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 ベガルタ仙台は24日、仙台ユースの藤澤恭史朗が3月11日の東日本大震災の発生時に人命救助を行ったことを報告した。現在、同選手は無事に避難し、避難所で生活を送っているという。

以下、クラブ発表の原文

 藤澤選手は地震が発生した時に外出先から急いで東松島市の自宅に戻る途中、東松島市付近にて津波に流されてしまい必死に助かろうと頑張っていたところ、後方から津波で流されてきた親子(母子)に気がつき勇気をもって右腕で子供、左腕で母親をつかみました。なんとか、近くにあった軽トラックの屋根に登り難を逃れましたが、水かさが増し胸まで浸水したので、子供を肩車し、左腕で母親をかかえたままの体制で長い時間耐えていました。時間が経ち徐々に水かさが減ったので無事おふたりを避難所へ送りとどけ、人命を救出することがでました。

(文 片岡涼)

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